顔が大きく見える原因は?
column難しい解剖学用語は出来るだけ使わずに、誰でも理解しやすいように頑張って説明してみます。
まず、そもそも「小顔にする!」よりも
「なぜ顔が大きくなるのか?」この考え方が重要です。
- これまで、本当に多くの方のお顔と向き合わせてもらい、
想像ではなくリアルな現場の臨床経験をもとに、顔が大きくなる
原因は大きく3つあることが分かりました。 この中でも、私達が専門分野としている頭蓋骨の歪みについて、
ここでは切り込みたいと思います。では、そもそもなぜ
頭蓋骨は歪むのか?この問いも多くの方から頂きますが、
正直言うとはっきりと「これが原因ですよ!」と言う事は
できません。というより、たぶん誰1人として個人の頭蓋骨が
歪む原因を全て分かる人は居てないと思います。もちろん、
歪み方に対しての視診・触診、カウンセリングをしながら
原因を探っていくので、かなり可能性の高い原因までは
掴むことはできます。ただ、頭蓋骨の歪む原因は、
数が多すぎて全てを100%断定できないという事です。
例えば、顔の歪みの事を考えるにしても、顔と身体は繋がっているので、間接的には足首の歪みや
脊椎(背骨)の歪みも影響します。唯一断言できるとすれば、歪みは「その人の生活環境によって
大きく左右される」という事です。それは、仕事や日常生活の動作(立ち方・座り方・歩き方・寝方等)など
生活において全てです。ということは、生活をしている限り、人間は「歪み」とは切っても切り離せない
関係性にあります。そして、この頭蓋骨の歪みが顔を大きく見せている原因の1つなんです。
このことについて、例えが適切かはちょっと置いといて、単純に
分かりやすく言うと、パズルってありますよね?例えば、
1000ピースのパズルがあるとして、このパズルを1ピースずつ
全てを正しい位置に置いて、初めて枠の中に納まった綺麗な絵が現れます。
分かりやすく言うと、パズルってありますよね?例えば、
1000ピースのパズルがあるとして、このパズルを1ピースずつ
全てを正しい位置に置いて、初めて枠の中に納まった綺麗な絵が現れます。
しかし、このパズルの1ピースでも違う場所に置いてしまったり、
歪ませて置くと枠内にぴったりと納まらなくなり必ずはみ出て
しまいます。これを頭蓋骨に置き換えると、頭蓋骨を構成している
23枚のパーツの1枚でもパーツが歪むと、本来の大きさ(枠)
よりも大きくなってしまう可能性が高くなるという事です。
※実際には大きさにはそれほど変化は無くても、
歪みが原因で「顔の見え方」「顔の印象」が変わる場合もあります。
歪みが原因で「顔の見え方」「顔の印象」が変わる場合もあります。
パズルで言うと、はみ出た部分が頭蓋骨で言う、大きくなってしまう部分に当たります。
しかも、前回お伝えしたように頭蓋骨は球体をしているので、1枚のパーツが歪むと
隣接しているパーツにも影響を及ぼし、結果的に全てのパーツにまで歪みは波及します。
しかも、前回お伝えしたように頭蓋骨は球体をしているので、1枚のパーツが歪むと
隣接しているパーツにも影響を及ぼし、結果的に全てのパーツにまで歪みは波及します。
という事は歪みが1つでもあれば、ほとんどの場合は本来の枠
(持って生まれた頭蓋骨の形)からはみ出て、大きくなって
いるのです。逆を返せば、この歪みが綺麗に改善すればするほど、
本来の一番小さい形を取り戻せるのです。 解剖学上、
パズルの説明のように、歪みはこんなに簡単で単純なものでは
ありませんが、なんとなくイメージしやすくなったかとは思います。